オンラインアシスタントの年収はどれぐらいか
オンラインアシスタントの仕事に興味を持ち始めた時、業務内容の次に気になるのはその給与でしょう。柔軟なスケジュールで働きたい人、転職を考えている人など動機は様々ですが、ここでは仮に1日あたり8時間労働した場合の年収の目安を紹介致します。
オンラインアシスタントの求人における給与にはいくらかばらつきがあります。雇用形態によっては自ら確定申告をする必要がある場合や、試用期間中は時給がやや低く設定されるもの、またスキルや実績などによって幅が出るためおおまかに算出いたしました。
多く見受けられるのは時給900~1200円の求人です。中でも多いのは1000~1100円。
月給では18~21万円が多く見られます。
時給1000~1100円の場合、フルタイム(8時間)で1カ月に20日間勤務したとすると、
月給は16~17.6万となり、年収に換算すると192~211万円となります。
月給18~21万の求人の場合は、年収は216~252万円ほどになります。
この多くみられる求人は大きく2つに分かれており、また両者には差がありますが、共通するのはこれが基本給ということです。
これにスキルや実績などが評価されると時給も上がる傾向にあります。
オンラインアシスタントで年収の高い求人は
オンラインアシスタントの年収については、基本月給18~21万の求人が年収の高い求人であることがわかりました。その中から具体例を挙げたいと思います。
※いずれもフルタイム(平日週5日、8時間勤務)の場合です。
・フジ子さん:月給18~27万円(試用期間3カ月間は時給932円)、契約社員(正社員登用の可能性あり)
年収に換算すると、216~324万円です。
<福利厚生>
社会保険完備、有給休暇、PC貸与・購入補助制度あり
・キャスタービズ:月給18~30万円(試用期間3カ月間は時給958円)、契約社員(正社員登用の可能性あり)
年収に換算すると、216~360万円になります。平均年収は250万円です。
<福利厚生>
社会保険完備、定期健康診断、交通費支給、有給休暇、祝日、GW休暇、夏期休暇、年末年始休暇、産前産後休暇、育児休暇、介護休暇、服装自由、PC貸与・購入補助制度あり
※年間休日123日、固定残業手当あり(20時間分、20時間未満でも同額を支給、超過の場合は別途残業手当を支給)
これら両者を比較すると、多くの面で同じであることが分かります。
しかし、共通するのはこれだけではありません。
ただアシスタントであるだけではなく、ディレクターやリーダー職の方が責任と共に収入も増える傾向にあります。
さらに、経理・人事・WEB制作・外国語などといった専門性の高いスキルや実務経験・能力が認められると、収入もそれに応じて高くなります。
オンラインアシスタントの年収を高める方法は
・企業から信頼を得る
オンラインアシスタントは多くの場合、契約社員としての雇用になりますが、同時に正社員登用の可能性も用意されていることが多い傾向にあります。
契約社員としての基本的な給与水準から始まったとしても、実績を積み上げて企業からの信頼を得ることによって年収を高めることも、また雇用形態をより安定的なものにすることも可能なのです。
・スキルアップする
求人の募集要項を見て分かるのは、オンラインアシスタントに求められているのは”経験者”です。
仮に頑張って勉強し多くの知識を得たとしても、それだけで認めてもらえるわけではありません。
しかし、そうしたニーズに対応する方法もあります。
実務でオンライン経験も積むことができるウェブデザインなど、他の分野で経験を積むことによってその問題を解決します。
他の分野でのオンラインの経験は、オンラインアシスタントの業務に生きるだけでなく、同時に企業へのアピールポイントにもなり得るのです。
このように、スキルアップによって年収を高めることも可能になります。
・オンラインアシスタントとしての転職
オンラインアシスタントとして年収を増やす別の方法としては、転職が挙げられます。
オンラインアシスタントとして実績を積み、スキルアップも図った上でより雇用条件の良い仕事ができる企業を探して転職すれば、さらに年収を増やすのに有効です。
オンラインアシスタントの年収まとめ
オンラインアシスタントの年収については特別低くもなければ、また高くもないということが言えます。
そして、年収を上げるための具体的かつ建設的な方法がいくつかあることも分かりました。企業の信頼を得ること、スキルアップ、そして転職はそれぞれ別々の独立した方法ではありません。
それらは積み上げていくことで着実に年収の増加に貢献します。また相乗効果も期待できるでしょう。
オンラインアシスタントとしての雇用形態にネガティブな印象を持たれるかもしれませんが、より安定したものにするオプションもしっかり用意されています。さらに福利厚生についても充実したサポートを受けることができます。
そして時間や場所に縛られない柔軟な働き方ができるという点は、他にはない大きな魅力でしょう。