仕事量が多かったり人手不足の際に活躍するオンラインアシスタント。
業務を効率よく行うことができ、費用も抑えることができるなどのメリットもありますが、知っておかないと費用対効果が悪くなるデメリットもあります。
知らずに使い初めて仕事に支障をきたさないように、どんなデメリットがあるのか紹介してしていきます。
目次
オンラインアシスタントの10個のデメリット
1.サービス利用環境が必要
オンラインアシスタントはオンラインで仕事を依頼し、コミュニケーションを進めていくためにパソコンや通信環境が必要です。そのため、まずはパソコンや通信環境などをしっかり整えていくことが大事になります。
また、依頼する業務によってはスマホだけでも利用可能なこともありますが、スマホの通信環境などが悪ければ仕事のコミュニケーションがうまく行えないこともあり、ネットの環境が悪けばそれだけで仕事が不効率になってしまうこともあります。
2.コミュニケーションツールの利用
オンラインアシスタントを利用する際にはslackやチャットワーク、などのコミュニケーションツールを使用します。電話やメール以外で綿密に連絡を取る必要があるので、事前にコミュニケーションツールをダウンロードしておいて、そのツールの使用方法や機能性などもチェックしておく必要があります。
ツールで異常が発生するとコミュニケーションがうまくはかどらず仕事に支障が出る場合もあります。
3. 情報漏洩リスク
オンラインアシスタントであれば、経理代行など会社の重要情報を取り扱う場合もあります。そのような仕事は機密をしっかり守る必要があるため細心の注意を払う必要がありますが、オンラインアシスタントの不手際でそれらの情報が漏れてしまうことも考えられます。
オンラインアシスタントは専門の人が業務をしてくれるとはいえ、情報漏洩してしまうリスクも頭に入れて、綿密にやり取りをしておく必要性があります。
4.マニュアル外の対応ができない
オンラインアシスタントに業務を任せる場合はマニュアルに書かれていること以外は対処できないこともあります。例えば、エンドクライアントとのコミュニケーションを任せる業務の場合、マニュアルに書いていないことはできません。
マニュアル外のことが発生した場合は自分で処理を行う必要があり、仕事の量で手間がかかってしまうこともありますし、余計に時間がかかってしまうこともあります。
5. マニュアルを更新し続ける必要がある
オンラインアシスタントはマニュアル外の作業ができないことがあるので、新たな問題などが発生した場合はマニュアルを更新していく必要があります。
ただ、マニュアルを更新していくならば、その時間を取り分ける必要があるので、オンラインアシスタントのためのマニュアル更新作業で作業量が増えてしまうことになります。マニュアルを更新し続けていかなければならない手間があると言えます。
6. オンライン完結型の仕事の進め方への慣れ
オンラインアシスタントの連絡方法は基本的にオンライン上で行います。直接相手と対面で話しをすることは無いため、オンラインでの仕事の進め方に慣れておく必要があります。
普通は仕事内容のの説明や流れを説明するとときなどは、直接対面で行うと思いますが、オンラインアシスタントではメールやツールを利用してオンラインで仕事の進め方を完結させることになります。
対面でしか説明しにくいこともオンライン上で行う必要があるので、オンラインでの説明方法や分かりやすい資料などを作る方法を準備しておくことも大事になります。
7. オフライン業務は依頼できない
オンラインアシスタントであれば、書類整理や領収書整理などのオンラインで行え無い業務をすることはできません。
オンラインアシスタントはオンラインで行うことのできる業務のみ作業することができ、オンライン以外での書類整理などの雑務は行えないので、仕事をする内容に制限があると言えます。ただ、サービスによっては事前に情報をもらうことで書類整理などの業務を依頼することもできます。
8. 事前にスキルがわかりづらい
オンラインアシスタントは専門の人が行なってくれるので、ある程度のスキルを期待することはできますが、その人のスキルがどれくらいあるのか事前に測りづらいです。
スキルが分かることで仕事の進め方なども変わってくるため、スキルが事前に分からないことで仕事の作業が頼みづらいこともあるかもしれません。
9. 導入のための下準備に時間がかかる
オンラインアシスタントを導入するためにも下準備が必要になります。コミュニケーションツールを準備することや、サービスの内容をしっかり理解してことも大事になります。
オンラインアシスタントのマニュアルを事前に準備しておくことも必要になるので、導入するための下準備には準備期間が必要になることもあります。仕事によっては導入するまでの期間が長くなってしまうことも考えられます。
10. 業務の依存度が高まり辞めにくくなる
オンラインアシスタントの作業は専門性が高いため、業務効率が上がっていけばオンラインアシスタントへの依存度も高くなってしまいます。
オンラインアシスタントの依存度が高くなれば、オンラインアシスタントに払う費用もかかってしまうので、費用が大きくなってしまい想定以上の出費となってしまう可能性もあります。
オンラインアシスタントのデメリットまとめ
オンラインアシスタントは専門的な仕事を任せることができる一方、マニュアルを準備することやツールを理解しておくこと、オンラインアシスタントでできない業務は何があるのかしっかり理解しておくことが大事になります。
オンラインアシスタントもデメリットがありますが、利用することで作業効率が向上することもあるので依頼をする価値はあります、ただ、デメリットを知ってオンラインアシスタントの内容を正しく理解しておくことが大事になります。